こんにちは、アラフォー太郎です。いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
今回の記事では、ずっと読んでみたかった“アラフォー”世代に向けた名著を実際読んでみた感想を皆さまにご紹介させていただきます。本書は40歳を前に「壁」にぶち当たり、苦悩の末、会社を辞めて自身がやりたい仕事で生きていく決断をした、筆者の経験を、具体的な施策ととも表しており、アラフォー世代真っ只中の私にとって「あるある!めっちゃ分かるわ〜!」と共感するとともに、目から鱗が落ちる思考パターンが学べる、とても素晴らしい書籍でした。
私と同じアラフォー世代の方に刺さるのはもちろん、20代や30代前半の方にとっては近い将来(近くねーよと思っていてもあっという間に月日は流れます(笑))、感じるであろう悩みを知って準備する良いきっかけになったり、50代の方にとっても人生100年時代の現代において、まだまだ長いこの先の未来を考え直す良い機会になる良書です。是非手に取って読んでみる価値はあると思います。
PR/広告:おすすめ証券口座(SBI証券)
私は40歳を手前にして投資を始めました。本業は本業で大事にしながら、節約と副業により投資の種銭を作り全力投資をしています。投資をしながら生涯に亘って取り組める副業を構築することで、お金に悩むことのない人生を送ろうと計画しています。
投資を始めるにあたって絶対必要なのが証券口座です。色々調べた結果、私はSBI証券を選択しました。これから証券口座を開く方にも是非おすすめしたいので、私がSBI証券を選んだ理由について以下の通りご紹介します。
- 口座開設者数がダントツ多い
- 利用者の多さによる信頼感が圧倒的。2025年4月現在で口座開設数が13百万件を超えており、これだけ多くの人が利用しているのは信頼の証です。
- 投資信託の取扱い商品が多い
- 証券会社の中で取扱い商品数が多いのがSBI証券です。新たなファンドが生まれた際にもいち早く取扱いを始めてくれることが予想されるので、SBI証券の口座を持っていれば投資機会を逃さずに済むというのは大きなメリットです。
- 取引手数料が圧倒的に安い
- 基本的に国内株式の売買(現物・信用)における取引手数料が完全に無料です。取引手数料を気にせず売買できるのは、余計なコストを考えずに済み、こちらも大きなメリットだと思います。
- 投資信託のクレジットカード積立が可能
- 私は毎月積み立て投資をしていますが、クレジットカードでの積み立てが可能です。わざわざ証券口座に入金する必要が無いのでとても便利です。三井住友カードと併用することでカード利用金額に応じて、Vポイントが3%貯まります。
- 積み立て投資専用のアプリがある
- ライバル証券会社である楽天証券には無い魅力の一つとして、積み立て投資専用のアプリ(SBI証券 かんたん積立)が有り、日々の評価額の推移やポートフォリオの確認が簡単にできます。私はインデックス投資の最新の評価額のチェックに毎日活用しています。
上記の理由から証券口座に関しては圧倒的にSBI証券がおすすめです。これから証券口座を開きたいという方や、証券口座は持っているけど最適な口座を開設したいという方には、SBI証券を検討いただきたいです。以下口座開設の為のリンクをご用意していますので、是非ご活用ください。
書籍情報:「40歳の壁」をスルッと超える人生戦略
書籍の詳細情報は以下の通りです。
この本を読んだ理由
筆者は外資系企業に16年勤務し、退職前はワンオペ育児(お子さん二人)のワーキングマザーとしてフルタイム勤務されていた方です。40歳を前にして自分の職業人生このままで良いのか?この先の人生どのように生きていくべきか?と悩んだ末に独立し、現在は音声配信・文筆業・ヨガスタジオ経営と多彩な仕事をこなしているそうです。
上記の悩みは、正に40歳手前のアラフォーの私にとってめちゃくちゃ共感できるものでした。会社での評価もまずまず。世間的に見ればそれなりの年収。定年まで今の仕事を続けるというのも悪くないと感じる一方で、「本当にこのままで良いのか?」「今だからこそやるべきことがあるのでは?」と考えていた中で本書と出会いました。
本書の各所で描かれる筆者の考えや行動を読むことで、私も今一度自分自身と向き合い、主体的にこれからの人生を考えていこうと感じました。本書を読む前から、Youtubeやブログ執筆は開始していましたが、本書を読むことで「やはり行動を起こして正解だったな!」と改めて背中を押してもらえた気がします。
これまでも色々な書籍を紹介していますので、よろしければこちらの記事も読んでいただけたら、とても嬉しいです。全て心から推せる良書ばかりです。
印象に残った箇所
キャリアの転機のタイミングが65歳(定年)で来るより、アラフォーで来るほうが格段に良い。
「体力がある」「知力がある」「うまくいかなくてもやり直せる」、この3点がそろうのは「40歳±5歳」ではないでしょうか。
「40歳の壁」をスルッと超える人生戦略/尾石 晴
若過ぎても社会のことをまだよく分かっておらず、ライフイベントもこれから。50代だと少し遅い(私自身は気付いて動くことに早いも遅いも関係ないと思いますが)。40歳前後が人生を考え直すベストタイミング。
筆者の人生の転機は正に40歳直前に来たとのことですが、40歳だろうと60歳だろうと、自分が感じるモヤモヤ感を見て見ぬふりをして過ごす人も居ます。ただせっかく感じたモヤモヤ(本書で言う「40歳の壁」)を貴重なきっかけとして捉え、向き合うことで本気で自分の人生を考え直すことが出来ると筆者は言います。
一度「40歳の壁」と向き合った人は、その後の人生においても、自身のキャリアをどうしたいのか?どのような人生を送るべきか?と自問自答することが出来るようになり、主体的に人生を生きることが出来ると。
私自身、正にアラフォー世代ど真ん中です。筆者の言うところの社会に出てからある程度のキャリアを積み、様々なライフイベントをこなし、人生の転機を迎えて万が一失敗してもリカバリー可能な今だからこそ、主体的に能動的に自分の人生を考える良いタイミングであると改めて感じさせられました。
つける「夫婦関係の壁」の巨大化を防ぎながら、夫婦関係の方向性を見つけるための情報収集期間にしたらいいのではないでしょうか。
「40歳の壁」をスルッと超える人生戦略/尾石 晴
自分のことだけ考えていればよい20代の独身時代とは違い、妻・子どもがいる場合、40歳前後になると子育て・家庭内の家計に関して、夫婦関係そのものに関して、パートナーと考え方や感覚のズレが発生することも出てきます。
幸い私は妻との関係を良好に保てており(妻が本心でどう思っているかは分かりませんが私はそう信じています(笑))、子育ての方針も家計の管理(FIREすることを前提に節約にも力を入れています)に関しても、都度話し合いながら、考え方をすり合わせながら、共に家庭を運営出来ていると感じています。
一方で、会社の同僚と会話している中で、何年もセックスレスだったり、数日間パートナーと会話をしていないという人もざらにいます。当たり前のことですが、そういったすれ違い(本書で言うところの”石”)を放置していると取り返しのつかない程の大きな壁に成長します。特に子どもがいる家庭は石の発生確率が圧倒的に多くなるそうです。
日々、お互いの正直な気持ちを伝え合うことが出来ればそれがベストですが、そうでない場合、「”石”を言葉にしてみる。」「時々石を取り除く。」「お互いの両親の好きなところを紹介し合って、壁を巨大化させないための情報収集をする。」といったモラトリアム的な夫婦の過ごし方を筆者はすすめています。
子どもが巣立った後も夫婦で良い関係を継続する為には、とにかく”石”が積み重なること、“壁”が巨大化することを阻止することが肝要ということは、妻と二人の子どもを持つ夫として父として身をもって実感するところです。
会社員の看板を外しても継続して仕事ができるように、40代から少しずつ行動をしていくのです。「定年を迎えない人生」をキャリアとして描く。
「40歳の壁」をスルッと超える人生戦略/尾石 晴
人生において重要な3つの要素は「お金(自由な選択をする為の金融資本)」、「つながり(人との関わりにより幸福感を得るための社会資本)」、「健康(言わずもがなカラダとココロの健康という人的資本)」であり、これらを生涯に亘って継続・維持する為に必要なものが「仕事」であると筆者は言います。
仕事をすればもちろんお金が手に入り、仕事を通して老若男女さまざまな人とのつながりを持つことができ、仕事をする中で話す、歩く、動くといったカラダとココロの健康維持に繋がるということですね。
筆者の言う「定年を迎えない」というのは「会社をやめない」という意味ではありません。アラフォー世代がキャリアを考えるとき、仕事に合わせて人生を変えるのではなく、人生に合わせて仕事をデザインするのが大事ということです。人生に重要な3つの要素を満たしつつ、やりがいを持って取り組める「仕事」=「自分業」を作り、定年という縛りを設けることなく生涯に亘って続けられるというところがポイントです。
私も最初は老後資金を潤沢にする為に、本業の傍ら副業を始めて、投資の種銭を増やしたいなあという考えで副業(ブログ、Youtube、SNS運用)=自分業を始めましたが、今では仕事そのものにやりがいを感じ、ブログやSNS運用を通じて素敵な人とのつながりをもつことができ、本業の定年を迎えた後も続けたいと思うようになりました。
自分のペースで自分のやりたい仕事でお金もつながりも健康も持てたら最高ですよね。本書を読んでこれからも自分業を極めつつ、広く視野を広げて現在取り組んでいる仕事以外にも挑戦して、最適な状態を構築したいと思っています。
まとめ
本書は、アラフォー世代の我々にとっての指針になるような行動・思考様式が沢山描かれています。上述の印象に残った内容以外にも目からウロコの考え方に溢れていました。
40歳を前にして、40歳を迎えて、自らのキャリアや職場の人間関係、家庭での夫婦関係や子どもとの関係、今後の人生どのように生きていくべきか?思い悩んでいる人が沢山いらっしゃると思います。この記事を読んでくださった読者の方々は特にそういう問題意識を持てる、視座の高い方が多いハズ(だって何も考えずにボーッと人生過ごしていたら、そもそもこの本に興味持ちませんもん)。
そんな未来を変えられる可能性を持っている皆さまにとって、本書は必ず役に立ちます。ご自身のこれまでの人生、現状(キャリアや人間関係、家庭環境)、やりたいこと、自分の強み、思い描く将来像、これらを今一度考え直して、これから取るべきアクションを検討することに、是非本書を活用していただければと思います。
以上で【「40歳の壁」をスルッと超える人生戦略】のご紹介を終わります。今後も人生・投資・趣味に関する書籍を、皆さまに分かりやすくご紹介していきたいと思いますので、次回も是非読んでくださると嬉しいです。
過去の記事を含めてお問い合わせ、コメントなどございましたらお気軽にお寄せいただけましたら幸いです。
それでは。
お問合せ・コメントはこちらから!