こんにちは、アラフォー太郎です。いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
このブログでは、悩み多きサラリーマンが死ぬまでにやりたいことに関する情報を紹介しております。アラフォー世代の方もそうでない方も楽しんでいただけましたら嬉しいです。
今回の記事では、新NISAが始まってからだいぶ出遅れましたが、投資を始めたのでそのご報告をさせていただきます。これから投資を始めたいと思っている方、既に投資を始めている方にも楽しんでもらえる記事だと思いますので、最後まで読んでいただけたら嬉しいです。皆さまに参考になる点があれば幸いです。
結論:インデックス投資 オルカン一択

タイトルでも書かせていただいている通り、私の投資はインデックス投資、それもオールカントリー一択です。具体的な投資信託名は”eMAXIS Slim 全世界株式“です。
正確には分散して国債投資信託も少額ですが投資しているので、インデックス・オルカン一択ではないですが、投資額のほとんどはそこに投入しています。今年からスタートして、現時点で80万円積み立てています。
運用計画としては、新NISAのつみたて投資枠・成長投資枠の360万円、妻への贈与枠ギリギリの110万円の合計470万円、さらにプラスαでコツコツ積み立てていこうと思っています。
オルカン一択の理由は後ほど詳細に書かせていただきますが、その前に、これまでの投資との関わり方やそもそもなぜインデックス投資を始めるに至ったのかというところに触れさせてください。
これまでの投資との関わり方

これまで投資をまったくしてなかったわけではありません。何も調べもせず周りの同僚の影響で、個別株投資・FXに手を出したこともあります。
FXなんかは始めた直後に多少儲かったこともあって、調子に乗ってレバレッジをかけて、大損したこともあります。個別株投資に関しても入念に調べずに、なんとなく伸びそうだなぁという産業や会社の株を買ったり売ったり。
そんなこんなでこれまでの投資の収支は、正直ざっくりマイナス数百万円です。特段浪費するタイプでもないので、社会人になってからコツコツ貯蓄をしてきたこともあり、生活に困窮するということはありませんが、

自分には投資は向いていない…今後はやらない方がいい。
これまで同様、淡々と貯蓄していけばいいや。
という風に思っていました。個別株やFXをやる前から投資って難しそう、だけどやってみないと実際のところは分からない!と思ってやってみたら、案の定大損。
結局投資ってギャンブル要素が強いし、一部の資産家・大金持ちだけが儲かるもんなんだろうなと思って自分には向いていない世界だと目をそむけていました。
資産形成プラン始動

以前の記事でほけんの窓口に訪問した際のことを書きました。これから保険に入る方やどんな保険が良いか検討されている方にも参考になると思いますので、気になる方は是非読んでみてください。
ほけんの窓口で色々なシミュレーションをしてもらいました。子どもたちの学費や将来もらえる年金などを試算し、引退時に必要な資産額を想定しました。
貯蓄を継続していくだけでもそれなりの老後費用は準備できるだろうと思っていましたが、インフレも考慮し、本腰を入れて投資を駆使した資産形成を実践しようと心に決めました。
そうと決まれば先ずは投資に関して学んでみようということで、最初に手にした本は『ほったらかし投資術(山崎 元、水瀬ケンイチ=著)』と『Just Keep Buying(ニック・マジューリ=著)』でした。どちらもインデックス投資をテーマにした名著です。
それから投資やお金に関する書籍を10冊は読みました。おすすめの投資関連書籍も近いうちに記事にまとめようと思いますので、その際は是非お読みください。
様々な書籍で説明されていますが、インフレの影響って侮れないです。

インフレって物価が上がることでしょ??
それが老後の資産とどう関係するの??
私の認識はせいぜいこの程度でしたが、ある書籍によると、一般的に許容される年率2%のインフレが続くと購買力は36年で半減、年率5%なら14年以内に半減するということが説明されていました。
ただただ貯金をしているだけで人生過ごしたら、年率2%で時間が経過したら、銀行口座の1,000万円が500万円になるということです。恐ろしいですよね、何もしていないのに資産の価値が目減りするって。正直ここまでインパクトが大きいとは…。
日本も物価高騰が騒がれており、インフレが加速している中「このまま貯金だけしているのではダメだ!何か始めないといけない、アクションを起こそう!」と決意しました。
どの投資(資産クラス)を選ぶべきか?
上述の通り、これまで日本株の個別投資とFXには挑戦しましたが、結果は鳴かず飛ばず。というか大負けでした。いざ投資をするといっても種類が色々有り、自分に何が向いているか、目標を達成できるリターンは見込めるか、リスクはどれほどか、検討すべきことが山盛りです。
未だ挑戦していない投資の中には、インデックス投資の他にも思いつく限りでも本当にたくさん有り、私が思い付いたり勉強したものだけでもこれだけあるので、まだまだ候補は有ると思います。
次の章では、これだけ色々な投資手法がある中で、なぜ私がインデックス投資、それもオルカンを選んだのかをお伝えできればと思います。これから投資を始める方の参考になれば幸いです。
インデックス・オルカンの魅力とは?

そもそもインデックスって?オルカンって?
そもそもインデックス投資とは、信託するインデックスファンドが指数に連動した成績を目指す投資のことです。
オルカンの場合は、”MSCI ACWI”という米国の金融サービス企業、モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル社が算出する株価指数に連動します。先進国23ヶ国・新興国24ヶ国の大型株と中型株の内、最も時価総額が大きい計2,919銘柄で構成されています。
インデックス投資は少額から購入可能で100円から投資できます。もちろんAppleやAmazonの株もここに含まれますが、Appleの株を購入しようと思ったら、現在の為替で1株 約30,000円必要になります。Amazonも同じくらいですね。
それら大手米国企業はもちろん、新興国の会社も含め、全世界の株式会社、もっと言えば資本主義社会の成長を信じて投資するというのがインデックス投資(オルカン)のわかりやすい表現かと思います。
インデックス投資より儲かる手法はないのか?
ちなみにMSCI ACWIの直近10年間の実績利回りは9.2%です。これは上記の説明の通り、市場成長並みの実績になっているわけですが、投資信託の中にはこの利回りを上回った、つまりもっと儲かったアクティブファンドはたくさん有ります。
アクティブファンドというのは市場並みの運用実績を求めるインデックスファンドとは違い、市場平均を上回る実績を求めるファンドのことです。なのでより高いリターンを求めたい場合は、アクティブ運用を選択するべきですが、、、
過去数十年の実績を比較すると70%のアクティブファンドがインデックスファンドに負けているという統計が有ります。日本国内だけでなく、世界各国の実績を見ても、アクティブvsインデックスの勝率は圧倒的にインデックスの方が高いです。
証券会社の超優秀なファンドマネージャーが結集して、専門知識を駆使して取り組んでもインデックスに勝てない、勝ち続けられないとなると、投資のど素人である私が個別株投資でアクティブ運用しても勝ち続けられる訳がありません。
またインデックス投資(S&P500の場合)は、途中で狼狽して売ったりせず長期投資していれば、過去のどの15年間を切り取ったとしても、マイナスリターンにならなかったということが統計データから分かっています(もちろん未来も同じとは断言できませんが)。
その他の資産クラスを選択しなかったこと、投資信託の中でもアクティブファンドを選択せず、インデックスファンドへの投資を選択した最も大きな理由は上記の通りです。
インデックス投資は手数料が安い
またアクティブファンドに比べてインデックスファンドは圧倒的に手数料が安いです。一口に手数料といってもいくつかあり、①購入時手数料、②信託報酬、③信託財産保留額の三つです。
③は設定されていないファンドも多いですが、特に気にすべきなのは②の信託報酬です。長期運用を前提としているなら尚更です。人気のあるアクティブファンドの信託報酬が軒並み1.0%を超えている一方で、私が投資するeMAXIS Slim 全世界株式の信託報酬は0.05775%です。

全然違うじゃん!!
え!?全然違うじゃん!!
そうです、全然違います。長期で投資することで複利の効果を得ようとしている中で、この信託報酬の違いは絶対に無視出来ません。
非課税取引で運用できる(新NISA活用前提)
証券会社の特別口座で買ったり売ったりした場合、金融所得課税が20%かかります。一方で、もし投資に投入する元本を全て新NISAの枠内に収められれば、税金は一切発生しません。
繰り返しになってしまいますが、インデックス投資は長期投資を前提とした投資手法です。例えば新NISA枠の上限である1,800万円を年利5%で運用できたとしたら、30年後の資産額は約7,800万円になり、新NISAを活用していなければ所得6,000万円に課税されますが、新NISAを活用していれば課税対象となるのは0円です。
長期投資で複利の効果で大きな資産増加(金融所得)を狙うことを考えたら、新NISAで非課税取引する以外に手はないと思います。
S&Pではなくオルカンな理由
これは賛否あると思いますが、私はオルカンを選択しました。過去10年のS&Pのパフォーマンスは群を抜いています。一方で歴史的にずっと米国株が優位であったわけではありません。
00年代のITバブル崩壊やリーマンショック、80年代のブラックマンデーなど、それぞれの年代ではやはり米国株は他地域の株の後塵を拝するタイミングもありました。
またこの先もずっと米国株が優位であることや今後も直近10年間のような力強い成長が継続される保証はありませんし、足元のトランプ関税により米国経済全体が不確実になっていることやGDP成長率が下方修正されていることを踏まえると、やはり全世界株式の方がより安心感が有ります。
全世界株式はその名の通り、世界経済全体の成長を享受できるものです。国連は、世界の人口は今後50〜60年間は増加し続け、2080年にピークを迎えると推計しています。人口が増えれば消費が増え、消費が増えれば経済活動が活発になります。
さらにオルカンは時々の株式時価総額に応じて投資比率を自動的に調整してくれる為、経済状況によって最適な構成比率を保ったまま運用できます。また米国一択ではなく、より多くの国・地域への分散投資ができるという観点からも、S&Pに比べて魅力的です。
まとめ:インデックス・オルカン一択 長期ガチホールド

上述の通り、新NISAをフル活用して、インデックス・オルカン一択、20〜30年間という長い期間を前提とした投資を今後実践していきたいと思います。
足元の米国経済は不透明感が増していますし、今後暴落は必ず訪れると思いますが、その際にインデックス投資を信頼できていなければ、狼狽えて売却したり積立てをストップしたりするでしょう。
長期に亘りホールドし続ける為にも、投資についての勉強を重ねて、インデックス投資の信頼を腹落ちさせていきます。冒頭お伝えした通り、すでに10冊の投資関連書籍を読んでおりますので、相当腹落ち感が有ります。
書籍やその他ソースから入手した、投資に関する有用な情報を、今後も本ブログで皆さまに共有させていただきたいと思っています。定期的に投資運用状況もアップデートしていきたいと思いますので、合わせて楽しみにしていただけましたら幸いです。
最後に、投資は自己責任で行うものです。私の記事を参考にしていただけたら嬉しいですが、ご自身でしっかり調べ、納得した上で、ご自身の投資行動を決定してくださいますようお願いいたします。
過去の記事を含めてお問い合わせ、コメントなどございましたらお気軽にお寄せいただけましたら幸いです。
それでは。
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