こんにちは、アラフォー太郎です。いつも記事を読んでいただきありがとうございます。
このブログでは、悩み多きサラリーマンが死ぬまでにやりたいことを実現する為の記事を紹介しております。アラフォー世代の方もそうでない方も楽しんでいただけましたら嬉しいです。
今回の記事では挫折マラソンの経験を踏まえ、着実な準備を実施することで、私がGMTマスターⅡ Ref. 126710BLNRを実際に購入し、マラソンを完走するまでの道のりを、私自身の体験談を交えながら皆さまにお伝えします。
以下ご紹介している挫折マラソン同様に、一度には書ききれない情報量になっておりますので、複数回に分けることで余さず説明していきたいと思います。今回はマラソン再開のきっかけと事前準備に関して話したいと思います。
特に事前準備に関しては、ロレックスマラソン成功にとって非常に重要な要素ですので、参考にしていただけたらありがたいです。
最近の記事では私のロレックスマラソン挫折体験談①〜③をお送りしました。準備無し、戦略無し、計画性無しの三拍子揃い踏みで、挫折して当然な様子を書いております。反面教師としてお使いいただければ幸いです。
今回の記事も過去の記事も、皆さまのマラソン完走の一助になれば幸いです。
挫折マラソンの振り返り

私が挫折したマラソンのデータは以下の通りです。累計訪問店舗数146軒は、我ながらなかなかの数だなぁと思います。
- 累計訪問日数:40日間
- 累計訪問店舗数:146軒
結果的に、これだけの日数・訪問店舗数を重ねても、希望モデルは購入できなかったわけですが、振り返ってみると、事前準備が圧倒的に不足していました。
- 自分のペースに合った、継続できる訪問回数の設定
- 無理のない範囲での訪問店舗の選定
- 店員さんとの会話内容の想定
- 店員さんに自分の顔と名前、希望モデルを覚えてもらう為の戦略策定
- ロレックスというブランド、希望モデルに関する理解
- 訪問時の服装や持ち物の選び方
かけた時間と労力は十分だったので、上記の内容を全て事前に想定し、計画的にマラソンをスタートしていれば、結果は変わっていたと思います。端的に言えば、”時間と労力”を無駄にしていた訳です。無知って怖いですね。
皆さまには私と同じ轍を踏んでほしくありませんので、これからマラソン完走までの道のりを私の体験談と共にお伝えしますので、必要最低限の時間と労力で、希望モデルを購入できるよう、着実な事前準備を心がけましょう。
ロレックスマラソンを再開した理由、状況

ロレックスマラソンを挫折して走るのをやめてから、1年半、私は元々所有していたオメガの時計を変わらず愛用していました。手巻き時計なのですが、ある日ゼンマイが巻けなくなり、オーバーホールに出すことになりました。
一部の部品の取り替えが必要で、約2ヶ月半の間、修理に出さねばならず、手元に時計が無い状態になりました。日常的に腕に着けていた時計が無いことにすごく違和感がありました。
それまでロレックスマラソンを挫折したことなど、すっかり忘れて過ごしていましたが、その時改めて自分は時計が好きであること、時計を着けるということが好きなのだということを実感し、自分の中で時計愛が炸裂・爆発して、ほとばしっていました。
オーバーホールに出しているオメガを今まで以上に大切にしようと思いましたし、それと同時に挫折したロレックスマラソンのことを思い出しました。
ちょうど、社会人になってからそれなりの期間が経ち、節目の年を迎えていたこともあり、その記念として改めてロレックスを購入したいと思い立ちました。その時、挫折した苦い思い出がありありとよみがえりましたが、購入に向けた情熱の方が勝っていました。
また将来に向けた資産形成を考えていたタイミングで、資産を現金で保有するのではなく、現物資産として持っても良いだろうとも考えていました。ご存知の通り、ロレックスの場合、プレミア価格が付いて、定価を大きく上回る資産価値になるということも念頭に。
さらに私には息子がおり、将来的に自分がともに時を刻んできた時計を譲りたいという考えもあり、文句なくかっこよく、それでいて堅牢性・資産性の高いものを入手したいと思っていました。
希望モデルを再考

挫折マラソンの時に希望していたモデルは、GMTマスターⅡ Ref.126711CHNR、いわゆるコンビモデルでした。当時は黒茶のベゼルに憧れており、これ一択という感じでした。
マラソン再開する際も、GMTマスターⅡというモデルへのこだわりは一切変わらず、絶対にこのモデルを購入するという気持ちを持ち続けていました。
仕事柄、海外出張や海外の取引先との接点を持つことが多く、複数のタイムゾーンの時刻を確認する時計が欲しかったからということと何よりツートンカラーのベゼルが個人的な趣味にドンズバリだったからということが理由です。
またプロフェッショナルモデルの中で唯一、オイスターブレスレットとジュビリーブレスレット、どちらのブレスレットデザインも選ぶことが出来るというのも魅力の一つと感じていました。別途説明しますが、購入時とは異なるブレスレットも追加購入や付け替え可能なのです。
しかし長期間に亘り使い続けること、オールシーズン使いたいということを考えると、違う色味でオーソドックスなタイプの方がベターだと思い始めました(今もカフェオレはめちゃくちゃかっこいいと思っていますが)。
そこで子供の頃から好きだった色である「青」と「黒」の配色のRef. 126710BLNR、通称「バットマン」に狙いを定めました。このモデルであれば、平日のオフィスでも派手過ぎて”浮く”ということもなく、週末使用する際も適度な存在感でウキウキできます。
改めて希望モデルを再考することにより、私にとってベストと思えるモデル・デザインの時計が、「GMTマスターⅡ Ref. 126710BLNR」であると自分の中で確信を持つことができました。
マラソンを開始する前に、自分が本当に欲しいモデルとその理由を自己分析するということは非常に大切だと思います。上記内容に関して全てを一気に話すことはありませんが、店員さんとの会話の中で、自然に欲しい理由が伝えられるようになるからです。
マラソン再挑戦に向けて戦略の立て直し
①訪問頻度
冒頭ご紹介した過去の挫折マラソンの記事を読んでいただけたらお分かりの通り、とにかく無理してがむしゃらに通ったことで、なかなか発現しない成果に対して不満が膨らんでしまったことも、マラソンを途中でやめてしまった大きな要因でした。
上記を踏まえ、今回こそは必ず購入したかったので、私のマラソン再挑戦は自分のペースで、”購入するまで”やめずに”続けられる”訪問頻度・店舗数を決めるところからスタートしました。自分で決めたルールは以下の通りです。
特に最後の点は重要です。自分自身の仕事と家族を疎かにすれば、マラソンの継続が危ぶまれますので、よく様子を見ながら都度調整していきましょう。
- 平日:1〜3回 (それ以上の回数行ける状況でも、我慢して真っ直ぐ帰宅)
- 週末:土日どちらかの1回 (朝一に出かけて、昼過ぎには必ず帰宅)
- 一週間に多くても4回までの訪問
- 週末のマラソンしている以外の時間は、必ず家族と過ごす
- 必ず仕事と家族の状況は都度加味しながら
②服装
挫折マラソンの際は、服装など特に気にせず、週末は普段着用するような私服で店舗に通っていました。そこまで気を遣う必要があるのか?と思っていましたし。
しかし少しでも購入可能性が上がるなら、とマラソン再開時は一貫して、以下の通りの服装での店舗訪問を実行しました。店員さんに清潔感と信頼感を持ってもらうためです。
- ワイシャツにスラックス(季節が夏だったのでジャケットは着ていません。)
- 冬であれば上記にジャケットを着用
- 半そで・短パン・サンダルはNG
- 持ち物はトートバック
- リュックはNG
- 手元には機械式時計
- スマートウォッチはNG
以前もお伝えした通り、店員さんから転売ヤー認定をされることは絶対に避けるべきですし、そもそも訪問するのはロレックスという高級ブティックです。場違いな格好を避けるのは当然ですね。派手でカジュアル過ぎる服装はやめた方が無難でしょう。
③店員さんとの会話
店員さんとの関係作りが重要なロレックスマラソンにおいて、無策に店舗を訪問しても、店員さんに自分のことを印象付けることは難しいです。店員さんとの会話は全て事前に考えておくと良いでしょう。
私の場合は以下の内容を事前に検討した上で、店員さんに自分の名前と希望モデルを覚えてもらう努力を重ねました。ここでも事前準備が重要となります。
2回以上、接客してもらう店員さんには自分で名乗る
これは賛否両論あるかもしれません。店員さんから聞かれたら名乗れば良いという方針の方もいらっしゃるでしょう。しかし全ての店員さんが名前を聞いてくれるとは限りません。むしろ聞いてくれない人が大半です。
あくまで自然に、違和感を持たれないような流れで、私は自分の名前と職場の所在地を店員さんにお伝えして信頼感の醸成に努めました。
希望モデルとその理由
ご存知の通り、”バットマン”は私の希望モデルですが、正式名称ではありません。正式名称はGMTマスターⅡ Ref. 126710BLNRです。店員さんに希望モデルを伝える際、決して”バットマン”や”ペプシ”といった愛称で伝えないことをお勧めします。
愛称しか知らない転売ヤーと勘違いさせない為にも、欲しいモデルの正式名称は確実に覚えておくように心がけましょう。私の場合は毎回「GMTマスターⅡの青黒ベゼル」とお伝えしていました。BLNRと言っても良かったですが、堅苦しい印象を与えたくなかったので。
モデルの中にもベゼルの配色やベルトの種類、文字盤の色など、バリエーションがある場合は、自分の希望を明確にしておくのがベターです。
- モデル → 他のモデルではなくそのモデルが欲しい理由は?
- 色 → なぜその色を希望するのか?
- ベルト → なぜそのベルトの方が欲しいのか?
私の場合は、上述の通り、仕事柄GMT機能が付いている時計が良かった。ツートンカラーのベゼルがデザインとしてとても好き。子供の頃から青と黒が好きだった。オイスターブレスレットの方がきらびやか過ぎず、オフィスで使用しやすいから。といった理由を毎回お伝えしていました。
着用している時計に関して調べておく
このポイントについては、意外と準備していない方が多いです。
何度も正規店を訪問していると、希望モデルの話だけでなく、世間話をする機会も出てきます。その会話の中で何度か話題になったのが、自分(私)が着用している時計です。
相手は時計屋の店員さんです。ロレックスだけでなく時計に関心が高い人が多いのは当然のことですよね。自分が着用している時計に関する会話をする際、自分自身の時計に関して何の知識も持っていなかったら、店員さんからどう思われるでしょう?
メジャーなブランドのフラッグシップモデルだったら「あー、この人はミーハー心だけでこの時計を着用しているんだな…」とか、マニアックなモデルだったら「そのモデルの価値も分からず、他人から勧められて着用しているんだな…」とか思われるでしょう。
自分の着用している時計に関して何も知らない=本当に時計が好きでロレックスを購入したいわけではない=転売ヤーかもしれない…このような連想をされても仕方ないと思います。
裏を返せば、自分が着用している時計に関する会話になった際、その時計のどこを気に入っているのか、どれだけ大切に使っているか、ということを話すチャンスにもなります。
私は自分の時計に関して店員さんが興味を持ってくれたら、話題にしてくれたら、心の中でいつもガッツポーズしていました(笑)。そして存分にその時計への愛を語りました。店員さんも時計を愛する人間の一人です。いつも笑顔で聞いてくれていたのを覚えています。
また忘れてはいけないのが、その時計には愛着はあるけれど、なぜ加えて希望モデルである”バットマン”が欲しいのか、というのはセットで伝える必要があるということです。
着用している時計との共通点はもちろん、その時計と希望モデルのどこが違うから、新たに購入したいのか、という点を自分の中で整理しておくと良いでしょう。
まとめ
上記の通り、前回の苦い思い出、挫折マラソンの経験を糧にして、入念に事前準備をしてマラソンを再開しました。私はロレックスマラソンは事前準備と執念が全てだと思います。
皆さまには挫折マラソンを味わわない為にも、マラソンにあたっての事前準備は完璧に実施いただくことをお勧めします。
次回以降の記事では、事前準備を踏まえたマラソンの実体験を、店員さんとの会話や感じた手応え、実際にバットマンを購入できた当日の様子を詳細にお伝えしたいと思います。
また購入してからのレビューなんかもお伝えできればと思っておりますので、楽しみにしてくださると嬉しいです!
お問い合わせ、コメントなどございましたらお気軽にお寄せいただけましたら幸いです。
それでは。
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